カテゴリ:blog

愛媛県松山市に本拠を置く地図製作・販売の「株式会社セイコー社」

 

全国的にはゼンリン社の住宅地図を使っている不動産業者が殆どなのでしょうが、(ブルーマップはお世話になってます)

 

地元松山ではセイコー社の地図(はい・まっぷ)を使っている業者の方が多いです。。。

 

地元贔屓という訳ではなく、単純に見やすいんですよ!(大手などはゼンリン社のようですが)

 

セイコー社の地図は、土地の境界でラインの住み分けをしているのでシンプルで非常に見やすいのが特徴です。

 

一方、ゼンリン社の地図はというと、、、、親切心からなのか、土地の境界以外に建物の配置まで記載されていて

 

ハッキリ言ってゴチャゴチャし過ぎで見にくいです(笑)  しばらく眺めていると目がショボショボしてきます。。(ーー;)

 

 

 

不動産業者にとって住宅地図は謂わばバイブルのようなもので、毎年定期的に刷新購入しているのですが 

 

先日、地元誌を読んでてビックリ。。。。。

%e5%86%99%e7%9c%9f-2016-09-22-15-01-52

 

8月31日付で事業を停止し事後処理を弁護士に一任し、自己破産申請の準備に入ったようです。。。

 

インターネット、スマホの普及で、誰でも地図情報が簡単に得られるようになったせいかでしょうか・・・(ーー;)

 

個人的には、住宅地図で物件所在地を確認し、コピーして書類に添付したり、契約関連資料等で添付したりと

 

結局書類作成をしないといけないので、逆にグーグルマップなんかだと使いにくい事この上ないんです。。

 

 

そういえば、、、数年前セイコー社の営業の方に「以前出してたCD-ROMのはいまっぷ新しいのない?」とお聞きしたところ

 

「以前は販売していたのですが、今は刷新できていません。新たに刷新できれば御案内しますよ。」と言われたのを思い出しました。

 

その後、商品化の便りはありませんでした。。。。(この頃から業績が悪化していたのでしょう)

 

出版物としての地図の需要が大幅に減少し業績が悪化し、人員削減などのリストラ策も事態を好転させるには至らず

 

今回の措置となったようです。負債総額は約4億円

 

 

 

ゼンリン社の地図しか選択肢が無くなってしまいました。。。。

 

 

 

㈲えひめ不動産センター         佐伯 潤

lastup:2016/09/30
TOPへ戻る

Copyright © 2012 えひめ不動産センター All Rights Reserved.